6月、札幌支部80周年記念花展が開催されるので、梅雨のない、さわやかな札幌に行ってきました。

全国的に大雨の中、快適な札幌に到着。それだけで心が晴れやかになります。

そして、いつも池坊を引っ張ってくださっている札幌支部の花展はとても素晴らしく、いけばなをしていない方にも是非、見ていただきたい作品ばかりでした。

そんな札幌支部の皆さんからは、たくさんのパワーをいただいて帰ってきました。もちろん、帰りの新千歳空港ではお腹いっぱい、食べました(笑)。

梅雨の晴れ間が続いていましたが、やはりそれもつかの間でした。雨の日は１日がとても長く感じられます。

今週のコメンテーターは、京都高度技術研究所理事長　高木壽一さん。

「大げさでない国際交流を」とおっしゃる高木さん。京都の中小企業を元気にという提案もされています。いつも何事にも真摯に取り組まれて、優しい笑顔の中にも時代を読み取る厳しい目のある方です。

今週のターニングポイント

ゲストは、オペラ歌手の川越　塔子さん。

文化庁新進芸術家海外留学制度研究員としてイタリア・ローマに留学し、帰国後もさまざまな舞台で主役を務めておられる川越さん。
新進のソプラノ歌手としてますます活躍が期待されている川越さんは、東京大学法学部卒業。日本の最高学府に学んだ知性で日本語オペラの可能性に挑んでおられます。

その川越さんの魅力はひと言で言うと「自然体」。何事にも真面目に取り組まれる真摯なお姿。そしてとてもチャーミングな女性であります。
お話していると川越さんの「夕鶴」を見たくなりました。秋の公演を楽しみにしています。そして川越さんの魅力で、ひとりでも多くオペラファンを増やしていただきたいです。

今週の京の手みやげ

開運まねき寅まんじゅう　　 7個入／1,000円
ホテル日航プリンセス京都　中国料理「翡翠苑」で販売

ゴマを原料にしたあんを皮で包み、中国で縁起がいいとされる寅を皮にデザインして愛らしい表情に仕上げてあります。可愛いのはもちろん、甘すぎず、ゴマの風味が香ばしい美味しい寅です。小さなお子様のおうちにもどうぞ。

先週はお休みをさせていただいたにで、今月初めての『京‐biz w』。気持ちのいい季節も終わりに近づいてきて、今週からは梅雨入りのようです。なんとなく元気のなくなる梅雨の季節…すぐに来る夏を楽しみに乗り切らなくては…。

今週のコメンテーターは、京都高度技術研究所所長　高木壽一さん。元・館長を務められていた、京都国際交流会館の来館者が500万人を超えたそうです。来館者の方々の中には留学生も多く、国際交流を奨励される高木さんは、より多くの日本企業へ、留学生たちの就職が実現するよう願っておられます。

今週のターニングポイント

ゲストは、イラストレーター　わたせせいぞうさん。

初めてお会いしてから15年くらい経ちますが、いつお会いしても変わらない距離、温度でいてくださる方です。「描くことが大好きで、その大好きなことを仕事にできて幸せです」と、いつも話しておられます。
私の中では『ハートカクテル』そのものが、わたせさん。感動する心、人への感謝、移り変わる季節、風景…。全てを大切にされているわたせさんの絵が私はとても好きです。これからも優しい絵を描き続けてください。

今週の京の手みやげ

京都の老舗旅館 三木半旅館の湯葉を使った食べるラー油　京のいけず

干しえびや干し貝柱をベースに、韓国産唐辛子を加え、オリーブオイルとごま油でヘルシーかつ風味豊かに仕上げてあります。また、湯葉を入れることによってパリパリとした食感を加えています。

＊１日40個限定販売。680円／三木半旅館（京都市中京区六角通麩屋町　http://www.mikihan.com）

モロッコへ行くためにトランジットも兼ねて立ち寄ったパリでとっても素敵なお花屋さんを発見。

‐マラケッシュへ‐

初めてのモロッコ。そしてマラケッシュ。せっかくなので（笑）観光しました。

ホテル前にて

メナラ庭園から始まり

現在、モスクは残っていないけれどマラケッシュのシンボル・クトゥビア

サアード朝の墳墓郡

アルハンブラ宮殿を思い出してしまうほどの彫刻が美しいバヒア宮殿

 そして北アフリカ最大のメディナ。メディナの人の多さ、活気には驚くばかり。

ランチはもちろん、モロッコ料理。クスクスなど勢ぞろい（笑）

乾季に入ったモロッコは朝から本当に暑くて、暑くて溶けそうでした（笑）

夜は‐ファンタジア‐

モロッコ祭から始まったもので、モロッコの先住民&アラブ音楽。

猛スピードで走る馬に乗りながら、鞍上で曲芸を披露。

モロッコ王家が経営しているという、ホテル・ラ・マムーニアのプールサイドでの朝食は幸せな時間でした。

‐マラケッシュからカサブランカへ‐

カサブランカ、と言えば、映画ですよね（実は観たことないのですが・・・）。

やっぱり、ハッサン2世モスクは圧巻でした。世界で３番目のモスク。ちなみに１番はサウジアラビアのメッカ。2番目はサウジアラビアのメディナです。

海を眺めながらの La  Mer（ラ・メール）でのランチ。

異なった文化をもつモロッコ。気候、風土だけでなく、建築物、衣装、音楽・・・と個性あふれるモロッコ。まだまだこの国を知りたくなりました。

そして、モロッコは薔薇の国。いたるところに薔薇が咲き誇っています。薔薇だけでなく、たくさんのお花が咲いています。それだけで幸せな気持ちにさせてくれるお花の力に改めて感謝しました。

6月17日(木）から23日（水）まで　モーブッサン銀座フラッグシップストアでいけばな作品を展示します。

MAUBOUSSIN（モーブッサン）はパリのヴァンドーム広場に本店を構える老舗宝飾店で、2009年2月、東京・銀座にフラッグシップストアがオープンしました。今回は店内B1から2階のフロアに「LOVE　WATERFALL」のテーマに、作品をいけさせていただきます。

お近くにお立ち寄りの際は是非、ご覧いただけましたら幸いです。

◆日時　2010年6月17日（木）～23日（水）　11:00～19:30

◆場所　MAUBOUSSIN（モーブッサン）銀座フラッグシップストア（東京都中央区銀座5丁目7-6）

＊モーブッサンHP　http://www.mauboussin.com/

＊所在地　http://www.mauboussin.com/popup/05022009.php

私のお友達、春ちゃんの「堂島ロール」のお店、mon-chouchou。6月23日（水）に銀座4丁目に和のお店 瑠璃をオープンされます。そして、オープンを記念して私が店内にいけばな作品を飾らせていただくことになりました。

展示は22日（火）～24日（木）です。和の中にもモダンなテイストを入れた作品に仕上げたい、と思っています。銀座にお越しの際は是非、お立ち寄りください。

このたび、『第46回日本キワニス文化大賞』を受賞しました。

この賞は、日本の伝統産業や和文化の普及に貢献している人に贈られる賞とのこと。今年は私が、京都からは3人目だそうです。

まさか、こんな賞をいただけるなんて想像もしていなかったので、ただ、ただ、驚いてばかりで・・・。でも時間が経ち、今、心から嬉しく、皆様に御礼をお伝えしたい気持ちでいっぱいです。

本当にありがとうございました。

賞なんて小学生以来で（笑）。大人になった今、いただけることを素直に嬉しく思います。仕事を通して様々な方に出会うことができ、こうして素晴らしい賞をいただけましたことを誇りにこれからも力むことなく頑張っていきます。

授賞式は9月3日。いまから緊張しながらも楽しみにしています。

国際キワニス日本地区HP　http://www.japankiwanis.or.jp/

毎年5月に開催される池坊全国大会。

今年は横浜での開催です。せっかく横浜に行くのなら・・・と、会議前に父、姉、義兄を誘って横浜・中華街　聘珍樓へ。

飲茶ランチでお腹がいっぱいになり、午後からの会議は間違いなく睡魔に襲われそうで・・・（笑）。

全国大会会場入り口には神奈川県連合支部の皆さんによる大作が飾られていました。

5月最後の『京‐biz w』。

5月は天候不順でしたね。このまま6月になり、梅雨に突入してしまうのかと思うと・・・少し心配です。お天気症候群ですから（笑）。

今週のコメンテーターは、京都のヒットの仕掛け人　クリップ社長　島田昭彦さん。

すっかりツィッターにはまっている島田さん。生放送中にもいつも右手には携帯が・・・（笑）。そんな島田さん、いつお会いしてもたくさんの引き出しを持っておられて、そのひとつひとつをとても判りやすく、楽しく引き出してくださいます。

今週のターニングポイント

ゲストは、

関西日仏学館館長　フィリップ・ジャンヴィエ・カミヤマさん。

総領事、そして関西日仏学館館長であり、日本を、京都を愛してくださっているジャンヴィエさん。

日仏学館はフランス公式機関です。そしてその公式機関が京都にあることはとても嬉しいことです。フランス、特にパリが大好きな私は、それだけフランスが近く感じられます。

ジャンヴィエさんは「日本人とフランス人の感性がとても近い」とおっしゃっていました。守るべき歴史、伝統の中での革新の連続、確かに似ているかもしれません。久しぶりにパリに行きたくなりました（笑）。

今週の京の手みやげ

漬物会社もりたのフリーズドライ製法を活用したお漬物　菜乾（さいかん）です。「刻みすぐき」「聖護院大根」「賀茂なすしば漬け」の3種類があります。便利ですし、海外出張や海外への手土産にいいかもしれませんね。もちろん、おつまみ代わりにも（笑）。

菜乾

・525円（税込）

・JR伊勢丹　薬味京都

毎年、開催されるファッションカンタータ。

今年は場所を変えて大覚寺で。着物の美しさ、素晴らしさはもちろんのこと、重厚なお寺でのショーはとても幻想的でした。

友人の友禅作家の羽田登喜ちゃんによる秋のイメージの着物も、とても素敵でした。